音楽を聴くこと

ここ数年音楽聴くことに対する情熱が無くなってきたなぁ。


小学生の頃、家にあったビートルズのCDをかけて、
ひたすら「she loves you」をリピートしたのを覚えてる。
それからだんだんビートルズ以外にも洋楽を聴き始めて。


高校生になってからはロッキングオンクロスビートを読み始めて
書いている内容を全部鵜呑みにしてたから、ミュージシャンの言葉だったり
姿勢だったりに影響されまくって、俺は反体制だ、パンクだ!なんて思って
まあ、J-POP聴いたり流行りものに流されてる連中を心の中で小馬鹿にしてました。
だからたぶん性格悪かった(今もそういうところは多いにあるけど...)


周りのみんなが知らないものを知ってる優越感とか、
流行りものに対するアンチテーゼだったり、そういう感じで
洋楽ばっかり聴いてたらいつのまにかはまっちゃって抜け出せなくなってたんだなぁ。
もちろん音楽そのものが好きだからハマったのは間違いないんだが、
俺にとって音楽を聴くことはただの趣味じゃなくて、
アイデンティティを確立するためのものだったんですよ。
だから、歳とってきてここ数年の新譜にはあまり興奮しなくなったんだろう。
(単純に、いろいろ聴きすぎてしまって新鮮さや斬新さを感じるものが無くなってきたってのもある)


最近は惰性で新譜チェックしてきたけど
これからは本当に気になって好きなものだけをじっくり聴くことにしようかなと。
(これって普通の人は当り前に感じると思うけど)


とはいえ、昔の習慣でやはり新譜は気になるから結局抜け出せんままなのかもしれん。


結局なにが言いたかったんだ、この日記は。